皆さんこんにちは。埼玉県を中心に埼玉・東京・千葉で警備業務全般を手掛けているアシスト株式会社です。
冬の時期は、クリスマスやお正月などのイベントが多く、お出かけする人も増加します。このとき活躍するのが、交通誘導警備員です。交通誘導警備の仕事は、どのような役割を果たすのでしょうか。仕事内容や重要性などを、詳しく紹介します。
■交通誘導警備とは?交通整理との違いは?
「交通誘導警備」とは、道路工事や建築などの現場・駐車場・事務所などにおいて、一般車両および歩行者の安全を守るために誘導する警備業務をさします。道路工事の実施時に、一般交通に及ぼす影響を最小限に抑え、適切な誘導により交通渋滞を未然に防止することも目的とされています。
交通誘導業務の具体的な内容は、現場によって異なります。道路工事現場では、片側通行の誘導や、工事箇所の道路を通行止めする作業などを行ないます。建築現場での車両誘導は、工事現場の出入口や敷地内における誘導が主な業務です。商業施設やイベント会場付近では、歩行者の安全確保のため、横断歩道および信号機付近、駐車場内および出入口付近などが誘導箇所です。
交通誘導と似た業務に「交通整理」がありますが、この2つは目的が明確に異なります。交通整理は、道路交通法において警察官等の交通規制に定められており、法的拘束力を持つ行為です。停電・災害・大事故などの発生時には、警察官または交通巡視員が現場に配置され、信号機が機能しない交差点や、信号とは異なる指示が必要な場合に、手信号や誘導などを実施します。
「交通整理」を行なっている警察官や交通巡視員の指示に背く行為や行動を起こすと、違反対象となります。減点または反則金の支払いを求められる可能性が高いのです。これに対し、「交通誘導」は民間警備会社が担う業務です。先述したような、人や車両が集まりやすい場所で事件や事故の発生を防止するために、誘導業務を行ないます。法的拘束力はなく、安全確保のために協力要請をする仕事なのです。
■交通誘導が重要なわけとは?
交通誘導警備業務は、業務の委託者だけでなく、現場付近を通行する一般車両や歩行者も警備対象です。誘導ミスによる交通事故が発生すると、どんなに軽微であっても社会に多大な影響を与えます。解決や事後処理も複雑で困難となるため、現場の状況を判断したうえでの的確な誘導が重要です。
交通誘導警備業務のうち、高速道路・自動車専用道路および都道府県公安委員会が必要と認めた業務については、検定に合格した警備員を規定人数配置し、業務にあたらなければいけないと定められてます。
交通誘導を行なう警備員は、安全に対する重要な任務を担っている現実を肝に銘じ、業務にあたることが大切です。
■イベントや長期休暇のある冬の時期は交通誘導は必須!
冬の時期は、イベントや年末年始の長期休暇があり、人の動きが活発になります。このため、特に人の出入りが増えるショッピングモールや大型商業施設などで、歩行者の安全を確保する誘導および駐車場内の誘導を行ないます。
歩行者の安全を確保する誘導は、歩行者が歩道を通行する際に、車が駐車場を出入りするのを一時的に停止させます。駐車場内の誘導は、歩行者の安全を守りつつ、車を安全かつ確実に駐車するよう誘導します。入口に車が止まらないよう移動を促したり、満車になったら看板を掲げたりしながら、渋滞を防ぐ配慮をします。
長期休暇中は、家族連れや子連れの外出が増えるものです。多くの人出が見込まれる商業施設などで、敷地内における交通事故を防止するよう、十分な配慮が必須です。
アシスト株式会社では、徹底した研修の実施により、金融会社での警備も可能な質の高い警備員を派遣いたします。交通誘導警備に該当する2号警備だけでなく、各種施設における警備・巡回・保安などの1号業務も得意としております。
人出が増える冬の時期に、安全な交通誘導ができる警備会社をお探しの担当者様は、ぜひアシスト株式会社までお問い合わせください。