巡回警備とは?主な業務内容のご紹介!

警備員が担っている警備業務は区分が決められており、業務の目的によって仕事内容や範囲が少しずつ異なります。警備業務のうち、巡回業務は不審者などから被害を防ぐためにパトロールをしながら巡回する業務です。


今回は、巡回業務で具体的にどのような業務を行なうのか、内容を詳しくご紹介します。




■巡回警備とは?



警備員の業務は、以下の4種類に区分されています。


・1号警備(施設常駐・巡回・保安・空港保安・機械の各警備)

・2号警備(交通誘導・雑踏警備)

・3号警備(運搬警備)

・4号警備(身辺警備)


警備員と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、1号または2号警備ではないでしょうか。日本国内における警備業務のうち、およそ半分は1号警備が該当すると言われています。


1号警備は、主に施設内で常駐もしくは巡回し、事故や盗難などの犯罪防止を目的としています。オフィスビル・商業施設・学校・医療機関・駐車場・一般住宅・行楽地など、業務にあたる現場は多岐に渡ります。


1号警備の中でも、特に多く見られるのは常駐警備と巡回警備です。常駐警備は、基本的に1か所にとどまり、主に入退室管理や防犯カメラの監視などの警備をします。一方巡回警備とは、施設内のコースを巡回しながら警備をする仕事です。




■具体的な業務内容は?



巡回警備の仕事を、さらに詳しく見ていきましょう。


巡回警備は、警備員が常駐していない施設内を定期的もしくは不定期に巡回し、異常がないか・不審者が侵入していないかなどを確認する仕事です。大型商業施設では、巡回警備の実施により「見せる警備」をアピールし、万引き防止につなげる目的もあります。


巡回するコースや時間が決まっている現場もあれば、複数パターンの中から防犯上その場でコースを指示される場合もあります。巡回コースが決まっているのは、比較的小規模の施設が多く、警備員が少なくとも全体を網羅できます。


巡回中にチェックする観点は、主に以下の項目です。


・設備内で破損や損傷などの異常が発生していないか

・きちんと施錠されているか

・人がいない場所で火の気がないか

・不審者が侵入した形跡がないか

・人が倒れていることはないか

・不法投棄が行われていないか


巡回警備の仕事は、歩いて施設内を巡回するため、時間や体力との勝負が多い仕事といえます。限られた時間の中で、施設内の異常を速やかに見つけ、被害を最小限に食い止める重要な任務を担っているのです。


巡回警備は、体を動かすのが好き・同じ場所にとどまって警備をするのがしんどいなどと考えている人に向いている仕事です。




■夜間や休日無人になる施設などには巡回警備が効果的です!



巡回警備の仕事は、常駐警備と異なり、常に警備員が配置されているわけではありません。警備員が常駐する必要性がない施設では、巡回警備を行うことで人的コストを削減できます。


夜間や休日などに無人となる施設に、不審者や不審物が発生するのを防ぐには、巡回警備が効果的です。警備員を配置したいがコストが気にかかると考えているお客様には、巡回警備をお勧めします。巡回警備が行われない時間帯や曜日があっても、火災感知器や赤外線センサーなどを活用した機械警備業務と併用すると、犯罪抑止効果を高められます。



アシスト株式会社では、東京都を拠点として、千葉県・埼玉県・茨城県などの関東エリア一円で警備業務を請け負っております。巡回警備と併用したい防犯機器の販売も行なっていますので、センサーや監視カメラがお得に導入いただけます。


弊社は、金融会社での警備も可能な、質の高い警備員の派遣が可能です。今回紹介した、施設警備や巡回警備などの1号警備も得意としております。スポット・長期の双方に対応し、お見積りやご相談は無料で承ります。お客様のご要望に沿った警備を実施いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。