警備員の配置で建設・道路工事現場の安全づくりを!工務警備の業務内容を紹介

皆さんこんにちは。

埼玉県を中心に埼玉・東京・千葉で警備業務全般を手掛けているアシスト株式会社です。


皆さんは、工事現場の入り口付近などに警備員が配置され、トラックや通行者を誘導しているのを見たことはないでしょうか。このような仕事を「工務警備」といいます。工事現場は危険の多い場所ですから、安全管理のためにも警備員による誘導は欠かせません。ここでは工務警備の内容や、一般的な交通誘導との違いについて解説します。




■工務警備とは?



工務警備とは、工事現場の警備のことです。主に建設工事や道路工事の現場において、現場を通行・出入りする車両や、付近を通行する歩行者の安全を確保するために「交通誘導警備」を行います。警備業務の4つの区分の中では、雑踏警備(イベント警備)などと同じ2号業務に該当します。警備業務の種類については以下の記事をご覧ください。


警備業務の種類を紹介。施設警備はこんな会社に依頼しよう

https://assist-tokyo.com/blog/useful/123762


より詳しく分類すると、2号警備はまず「交通誘導警備」と「雑踏警備」に分けられます。そして交通誘導警備の主な対象は、「道路」「工事現場」「商業施設等」の3種類があります。これらのうち、特に工事現場を対象とするのが工務警備というわけです。ちなみに、交通誘導警備を行う警備員は「交通誘導員」とも呼ばれます。




■交通誘導の基本的な警備内容



工事現場における交通誘導の警備内容は、大きく分けて4種類あります。いずれも安全な通行のためには欠かせない業務です。各業務の内容を見ていきましょう。



・片側交互通行

片側一車線の道路において工事の影響で一方の車線がふさがり、車両同士のすれ違い走行ができなくなった場合に、空いている方の車線を使って両方向の車両を交互に通行させる交通規制です。両方向の交通量を把握し、作業員にも気配りをしつつ誘導する必要があります。



・通行止め

工事の影響で道路が通行止めになる場合に、その道路へ進入してくる車を止め、迂回路の説明などを行う業務です。ドライバーに回り道をしてもらうことになるため、丁寧な説明やスムーズな誘導ができるコミュニケーション能力が求められます。



・徐行指示

工事の影響で道幅が狭くなっている場所において、通行する車両に徐行運転を促す業務です。歩行者が通行する時は、車両の動きを一旦止めて安全を確保する場合もあります。



・幅寄せ

車線が複数ある道路において車線変更を促し、特定の車線のみを走行させる業務です。片側交互通行と同様、工事の影響で一部の車線の走行が難しくなっている場合に使われます。ドライバーから見えやすいよう、大きな動作で合図を出すことが大切です。




■工事現場での交通誘導は何が違う?



工務警備がその他の交通誘導警備と大きく異なるのは、警備の対象自体が危険の多い工事現場であるのに加え、主な誘導の対象が大型トラックや特殊車両、重機などであることです。これらの車両は大型である上に死角も多く、一般的な乗用車を誘導するのとは大きく性質が異なります。しかも頻繁に出入りするため、スムーズに誘導しなければなりません。


また、歩行者が通行する場合は、優先的かつ安全に通行できるよう誘導する必要もあります。資材の落下や工事車両との接触、転倒・転落事故などのリスクがあるため、確実に安全な場所を通ってもらうことが重要です。さらに、工事は交通量の少ない夜間に行われることもあり、その場合は警備員も夜勤となって警備の難易度が高まります。


このようにして歩行者・工事車両・一般車両の安全を守り、工事が円滑に進むよう交通誘導を行うのが工務警備の目的です。適切な交通誘導なしに工事を進めるのは不可能といってよく、工事現場に警備員の存在は欠かせません。重要かつ専門性の高い警備業務なので、依頼する際は経験豊富な警備会社を選びましょう。



埼玉県を拠点に東京・千葉や茨城県で警備員派遣を手掛けているアシストでは、工務警備をはじめ施設警備・入出管理・駐車場警備・身辺警備・巡回警備など、あらゆる規模・内容の警備依頼に対応しています。警備員の配置人数は柔軟に対応でき、金融会社での警備も可能な質の高い警備員を派遣できるのが強みです。


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