ホテルの清掃時短で効率UP!ホテル清掃の効率化と人材不足解消法

ホテルの清掃時短で効率UP!ホテル清掃の効率化と人材不足解消法


皆さん、こんにちは。埼玉県を中心に、埼玉・東京・千葉で客室清掃業務、警備業務における人材不足を専門で解決している、アシスト株式会社です。


ホテル清掃は、限られた時間のなかで手早くきれいに仕上げることが求められます。手際よく作業を進めるためには、作業全体の効率化も欠かせません。そこで今回は、清掃箇所別に効率的に清掃するポイントと、客室清掃員不足の解消法をまとめました。




■清掃をより効率化するために押さえておくべきポイント



作業の効率化を目指すなら、まずは全体の流れを把握して整理する必要があります。まずは客室清掃の一般的な流れをご紹介します。今回ご紹介する流れは一例に過ぎないので、実際にはさまざまな方法や流れがあることを理解しておきましょう。


【清掃作業全体の流れ】

1. 清掃する部屋と工程を確認し、チェックアウトが済んだ部屋から清掃を開始する。

2. 必ずノックをし、お客様がいないことを確認してから入室する。

3. 入口から順にスリッパやハンガーなどを整えながら部屋の奥に進んでいく。

4. バスルームの換気扇をオンにし、タオル類を出しておく。

5. 部屋の窓を開ける。

6. 部屋の奥まで行ったら、ゴミを集めながら入口へ戻る。

7. タオルやシーツなどを回収してリネン袋に入れ、替えのリネン類をベッドの上に置く。

8. バスルームやベッドルームの清掃をする。

9. 清掃に不備がないか、全体のチェックを行う。


以上が主な流れです。1〜7は各箇所の清掃を始める前段階の作業となり、この部分でなるべく時短を図るように意識するのがポイントです。何往復もせずに済むよう室内を移動しながら備品を整えたりゴミを回収したりと工夫し、次の工程のバスルームやベッドルームの清掃を効率的に進めるための準備をしていきましょう。


客室清掃は2人1組で行う場合が多いので、スムーズに作業を進めるためには相方とどの作業を担当するかを事前に決めておくことも大切です。



■清掃箇所別の清掃効率化ポイント



ここではバスルーム・ベッドルーム・共用部の清掃について、作業の流れと効率化のポイントをご紹介します。


・バスルームの清掃の効率化ポイント

バスルームはトイレと一体になっているケースが多く、汚れの残りや臭いなど、クレームにつながりやすい箇所でもあります。作業スピードも重要ですが、丁寧で正確な作業が求められます。


【バスルームの清掃の流れ】

1. シャワーカーテンの状態を確認し、破損やひどい汚れがある場合は交換する。

2. シャワーカーテンに問題がなければカーテンレールに引っ掛けて掃除の邪魔にならないようにする。

3. バスタブと壁を洗剤をつけたスポンジで丁寧に洗い、水で洗い流す。

4. トイレと洗面台を清掃する。

5. 水滴が残らないよう、バスルーム内を拭き上げる。

6. シャンプーやボディーソープ、アメニティなどを補充する。

7. 水滴や汚れ、髪の毛などが残っていないか十分にチェックする。

8. トイレットペーパーを三角折りにする。


以上が主な流れです。バスルームは汚れや臭いが残らないよう、細心の注意を払いましょう。バスタブやシンクの洗い残しは、手で触ってざらつきがないかを確認すると、見た目だけではわからない洗い残しも発見できるのでおすすめです。


・ベッドルームの掃除の効率化ポイント

ベッドルームはお客様が客室に入ってすぐ目に入るところなので、清潔感があり整然とした仕上がりであることが重要です。


【ベッドルームの掃除の流れ】

1. ベッドメイキングを行う。

2. テーブルやテレビなど、家具や家電を拭き掃除する。

3. 引き出しや冷蔵庫の中身をチェックする。

4. 部屋の奥から入口に向かって掃除機をかける。

5. ポットやコップ、お茶などの備品をセットする。

6. ゴミ箱にビニールをセットする。

7. 窓を閉めてカーテンを整える。

8. 客室全体の状態をチェックする。


ベッドメイキングは部屋の印象を大きく左右するので、シワのないようきれいに整えることが大切です。シーツは触れすぎるとシワになるため、なるべく手早く仕上げるのがポイントです。最後は粘着フィルムのついたローラーを持って、ホコリや髪の毛が残っていないかチェックしながら全体の確認をしましょう。


・共用部の清掃の効率化ポイント

ホテルの清掃は、客室清掃以外にも玄関やロビー、エレベーターホール、エレベーター内、廊下、共用トイレなど、共用部の清掃も必要です。


特に広い範囲となる廊下や階段、ロビーなどの床掃除は、効率的に進めることが大切です。床掃除の流れは次の通りです。


1. 目視で確認できるゴミを回収する。

2. 掃除機をかける。

3. 粘着フィルムのついたローラーを持って、髪の毛や小さいゴミが残らないように最終チェックをする。


広い範囲の清掃は、ルート選びが重要です。何度も行ったり来たりすると無駄な動きが増えてしまうので、無駄のない動線で移動できるように意識しましょう。




■客室清掃効率化ポイントのまとめと人材不足の解消法



決められた時間内に清掃を完了させるためには、人材不足の状態では特に効率的な作業が求められます。ここでは客室清掃を効率化するためのポイントをご紹介します。


・効率的な作業動線を意識する

何度も同じ場所を往復していると無駄な時間が多くなり、運動量が多くなることで体力も消耗してしまいます。必要な道具を揃えて、一方向に移動しながらそれぞれの箇所で必要な作業を行えるとよいでしょう。


・複数の部屋を同時進行で清掃する

ホテル側から禁止されていなければ、複数の部屋を同時進行で清掃する方法もあります。ゴミやリネン類を一気に回収するほうが、作業がスピーディーに進むこともあります。


・作業の手順を頭でシミュレーションしながら作業する

一つ一つの作業をこなすだけでなく、次の工程を意識しながら作業をすると無駄を省ける場合があります。必要なものを次の作業場所にあらかじめセットしておいたり、効率的な動線を意識したりすることで、時短につながるでしょう。


・効率よくホテルの清掃をするためには慣れが必要

ホテルの清掃は作業工程が多く、限られた時間のなかできれいに仕上げる必要があります。最初は難しいと感じるかもしれませんが、慣れてくると自然と効率的な作業手順がわかってくるようになるものです。


まずは基本に忠実な手順で取り組み、作業をしていくなかでの気づきを大切にしながら効率的な作業手順へとアップデートしていきましょう。工夫しながら作業していくことで、だんだんと業務を始めた頃よりもスピーディーに作業を終えられるようになっていくでしょう。


埼玉県を拠点に東京・千葉や茨城県で警備員派遣を手掛けているアシストでは、ホテルの客室清掃員派遣事業も行っております。


弊社では、熟練の客室清掃員が豊富に在籍しております。客室清掃だけでは無く、現場をまとめるリーダーとしても活躍できる人材を豊富に取り揃えておりますので、安心してお任せください。


また、清掃作業はもちろん、挨拶などの軽度な接客対応も可能です。清掃だけではなく、挨拶などの接客対応も含め、すべてのお客様に「安心」と「快適」をお届けいたします。


弊社はお客様の「困った」を迅速に解消するパートナーとして、ホテル業界の人材不足解消のお手伝いをさせていただきます。客室清掃においてのお悩みやお困りごとがございましたら、「株式会社アシスト」までお気軽にご相談ください。


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